シャーロック・ホームズシリーズ第1作『緋色の研究』アーサー・コナン・ドイル【あらすじと感想】

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こんにちは、akaruです。

世界で最も有名な探偵の一人、シャーロック・ホームズ。

シリーズは9巻ないし10巻で構成されていますが、長編は3本だけです。

本記事では長編の一つでありホームズシリーズ第1作である『緋色の研究』のあらすじと感想をご紹介します。

『緋色の研究』作品概要

  • 著者:アーサー・コナン・ドイル
  • 発行:1887年
  • ジャンル:推理小説
  • シリーズ:「シャーロック・ホームズ」シリーズ

『緋色の研究』あらすじ

医学博士のジョン・H・ワトスンは、ロンドンで生活を続けるために家賃を折半してくれる相手がいないかと思案する。

かつてワトスンの手術助手をつとめていたスタンフォード青年から紹介されたのがシャーロック・ホームズだった。

ホームズは初対面でワトスンがアフガニスタンから帰還したことを言い当て、共同生活開始後も手紙を配達しにきた便利屋コミッショネアの前歴を言い当ててワトスンを驚かせる。

自分の職業を諮問探偵だと言うホームズに届いた手紙は、スコットランド・ヤードのグレグスン警部からの捜査の協力依頼だった。

ホームズはワトスンを連れて事件現場に向かう。

『緋色の研究』感想

観察から得た情報をもとに、直観と豊富な知識で推理する。

手品のようにひょいと答えを提示するのがかっこよくて、子供の頃は私も名探偵に憧れたものです。

内容が面白いのは言わずもがなですが、改めて読んでみるとストーリーの流れも巧みなんですよね。

ワトスンがどうして共同生活者を探していたのか。一緒に捜査現場に行くようになったのはなぜか。ぐいぐいと引き込まれます。

また、第二部も読みごたえがあります。

恥ずかしながら、私が最初に『緋色の研究』を手にとったのは小学生の時だったのですが、第二部を数ページ読んだところで読むのをやめてしまったんですよね。

「ホームズ出てこないじゃん」って。

でも、大人になってから読んだら、第二部にも心を打たれました。

復讐を正当化することはできませんが、それだけ強い思いと決意が伝わってきます。

ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

『緋色の研究』の次の作品

『緋色の研究』の次の作品は『四つの署名』です。