【教科書でもお馴染み】『こころ』夏目漱石【あらすじと感想】

日本の小説
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こんにちは、akaruです。

夏目漱石は著名な作品を多く残していますが、特に『こころ』は国語の教科書で読んだことのある人も多いのではないでしょうか。

本記事では『こころ』のあらすじと感想をご紹介します。

『こころ』作品概要

  • 著者:夏目漱石
  • 発行:1914年
  • ジャンル:長編小説
  • 備考:『彼岸過迄』、『行人』に続く後期三部作の最後の作品

『こころ』あらすじ

上「先生と私」

学生である「私」は、夏休みに海水浴に行った鎌倉で先生と出会う。

先生に惹かれた「私」は東京へ帰ってからも交流を続けるが、先生にはどこか人と距離を置く雰囲気があった。

先生は毎月友人のお墓参りをしたり、「私」に謎めいた言葉をかける。

「私」は先生に過去を打ち明けるように迫り、先生は来るべき時に話すと約束する。

『こころ』感想

国語の教科書でお馴染みの夏目漱石『こころ』。

私も高校の時に授業で読んだことがあり、おおよその話の流れは知っている状態で読みました。

お金を手に入れるために自分を騙した叔父を憎んでいたのに、お嬢さんと結婚するためにKを出し抜いた自分。

軽蔑していた存在を何も変わらないと知ってしまった時、どれだけ衝撃を受けただろう。

そして、そんな自分に失望したんじゃないかと思います。