理瀬シリーズ第1弾『麦の海に沈む果実』恩田陸【あらすじと感想】

日本の小説
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、akaruです。

フィクションでもたまに出てくる「全寮制の学園」。

これぞ学園もの!という感じで憧れますよね。

本記事では恩田陸『麦の海に沈む果実』のあらすじと感想をご紹介します。

『麦の海に沈む果実』をおすすめできるのはこんな人
  • 学園ものが好き
  • シリーズものが好き
  • ミステリーが好き

『麦の海に沈む果実』作品概要

  • 著者:恩田陸
  • 発行:2000年
  • ジャンル:学園小説

『麦の海に沈む果実』登場人物

  • 理瀬
  • 黎二
  • ヨハン
  • 憂理

  • 校長

  • 麗子

『麦の海に沈む果実』あらすじ

湿原地帯にある全寮制の学園。

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれるその学園に、水野理瀬は二月の最後の日に転入する。

湿原で失踪する生徒たち。

校長が開くお茶会。

そして図書館から消えた本『三月は深き紅の淵を』。

理瀬は学園で何を得るのか。

『麦の海に沈む果実』感想

魔法は出てこないけれど、どこかファンタジーの要素も感じられる学園物語。

ミステリアスな雰囲気に惹きつけられます。

青春時代のはずなのにきらきらした要素はほとんどなく、読後はほろ苦いものが残ります。