【国名シリーズ第1作】『ローマ帽子の秘密』エラリー・クイーン

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こんにちは、akaruです。

エラリー・クイーンといえば、有名な海外ミステリー作家の一人ですね。

国名シリーズ、ドルリー・レーン4部作、ライツヴィルシリーズなど多くの作品を残していますが、発表時期によって作風が大きく異なると言われています。

本記事ではデビュー作である『ローマ帽子の秘密』のあらすじと感想をご紹介します。

『ローマ帽子の秘密』をおすすめできるのはこんな人
  • ミステリーが好き
  • シリーズものが好き
  • 本格推理小説が好き

『ローマ帽子の秘密』作品概要

  • 著者:エラリー・クイーン
  • 発行:1929年
  • ジャンル:推理小説
  • シリーズ:「国名シリーズ」第1作

『ローマ帽子の秘密』あらすじ

ブロードウェイにあるローマ劇場。

人気舞台<銃撃戦>の上演中、観客席から一人の男の毒殺死体が発見される。

被害者の名はモンティ・フィールド。

悪徳な弁護士で、巨大犯罪組織の首領と噂されていた人物であった。

事件現場には警視であるリチャード・クイーンと、その息子であるエラリー・クイーンが呼ばれる。

二人は、夜会服ならば当然かぶって来たはずのシルクハットが、モンティ・フィールドの周辺から消えていることに注目する。

『ローマ帽子の秘密』感想

『ローマ帽子の謎』は、クイーン父子が事件を捜査する長編推理小説です。

だれがモンティ・フィールドを殺したのか?

長編推理小説と聞くと連続殺人事件が起きる気がしてしまいますが、本作品で起きるのは1件だけです。

現場は上演中の劇場内。

ほぼ満席で、すべての出入口付近には案内係が置かれ、上演中に出入りした人物はいないと確認されます。

では、誰が、どうやって、モンティ・フィールドを殺したのか?

そこで消えたシルクハットが重要な意味を持つことになります。

一見関係なさそうなものが事件の鍵となることは多くの他の作品にもある通りです。

なぜ犯人はシルクハットを持ち去らなければならなかったか?という点から、論理的に事件を解明していく様は見事でした。

国名シリーズ:『ローマ帽子の秘密』の次の作品

『ローマ帽子の秘密』は「国名シリーズ」第1作です。

第2作は『フランス白粉の秘密』です。